
(C)2008映画「おくりびと」製作委員会
「納棺師」…それは悲しいはずの別れを優しい愛情で満たしてくれる人。
映画「おくりびと」はそんな”納棺師”という職業をテーマにした映画です。
私たちメモリアルホールみつわは、長野県で初めて納棺師によるサービスを提供した葬儀社です。
納棺師が行う処置として、代表的なものは死化粧・着せ替え・ご遺体が痛まないような処置・また、特殊なケースでお亡くなりになられたご遺体の復元などが挙げられます。
もともと長野県は、葬儀式の前に火葬をする地域です。そのため、死化粧や着せ替え以外の専門的な処置(防腐処置など)を施す必要性がないと考えられておりました。
しかし、弊社スタッフが研修中に納棺師の専門的な処置や技術を目の当たりにする機会があり、「このサービスはどんな地域だろうと必要である」と確信し、県内に納棺協会の営業所を誘致する事に成功いたしました。
そして現在では、みつわ以外にも、南信地域でも納棺師によるサービスが提供されております。
このサービスを展開することで、例えば災害や事故でお亡くなりになられた場合など、従来では対面が難しいケースであってもご家族様が亡くなられた方との最後の対面が可能になります。
納棺師による処置を受けられた方のご遺族は、皆様口を揃えてこうおっしゃいます。
「死んだ人間をこんなに大事に扱ってくれた」 「最後の別れが言えた」
ざっくばらんな言葉ではありますが、私たちが納棺師によるサービスを提供する理由がこの言葉に表れております。
・亡くなられた方を生前と同じような姿形でおくりたい
・家族との最後のときを安らかなものにしてさしあげたい
上記のような理由のもと、納棺師によるサービスを提供しております。
そして肝心の映画「おくりびと」ですが、この映画の技術指導をしているのが納棺協会なのです。
まだまだ長野県における納棺師の知名度はゼロに等しい中で、この映画の公開は納棺師の事を幅広く知っていただくのに、
大変良い機会だと思いました。
まず映画の感想から申し上げますと、
「納棺師の仕事が淡々と、また納棺の儀式の厳粛さが描かれていた」
というのが同業者である私が抱いた感想です。
私たちは、この仕事を特別な仕事ではなく、ごく当たり前の事と捉えております。「死」というものは誰にでも起こりうることで、
誰にも平等にやってくるものです。
しかし、多くの人は死に対する準備ができていません。それもまたごく当たり前の事なのです。
その中で、死を迎えた方のケアやご家族をサポートをするのが葬儀社であり、納棺師であると私たちは考えます。
ですから、映画によってあまりに特別な描かれ方をされる事に不安を抱いておりましたが、主演の本木さんが行う納棺の儀、
また処置は実際の納棺師のそれとほぼ同じと言っていいくらい忠実に再現されていました。
映画公開後、たくさんのお客様から映画を観たという声を頂きました。
その中で多く頂くのは「自分も映画のようにおくってもらいたい」、「大切な家族を映画のようにおくりたい」といった言葉です。
身近な方の死を経験されている方も、そうでない方も一様に同じ声をいただきます。
私たちが提供しているサービスをもっと皆様に知っていただきたいという思いのもと、この度の映画「おくりびと」の宣伝活動を
行ってまいりました。
誰しもいつかは ”おくりびと” であり、 ”おくられびと” となります。
「こんなふうにおくりたい」そんな皆様の想いをかたちにするべくみつわや納棺師は存在しております。
納棺師の仕事がより広く浸透するべく、これからも日々努力を重ねて参りますのでこれからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
映画の公開は終了いたしましたが、みつわは今後もこれまで通り、納棺師のサービスをご提供いたします。
ご興味がおありの方、何か疑問に思う事などございましたら随時相談窓口を設けておりますので、お気軽にご相談下さい。
広報担当 : 篠原
映画「おくりびと」公式HPはこちら
映画に技術協力をした納棺協会のHPはこちら
納棺師についてのお問い合せ窓口 電話 : 0267-92-1123 (24時間365日対応)